おたるBookArtWeek2024会場リポート なまらや by 市立小樽文学館 |
文学館が紹介。Book Art Week2024なまらや会場
『なまらや喰・道・楽』
13人の作家さんによる食とアートと本をテーマにした作品を展示。展示会場はお店の中全体なのでトイレの前まで要チェックです!
ここでは6作品をご紹介します☺︎
・なまらや料理帖(宮澤栄子)& boÎte de nuit haco livre(haco)&AONEKO Garden recipe(あおいねこ)
お店のこと、お店の人のことがわかるオリジナル本。なんと人気メニューのレシピも載っています。手にとってパラパラと美味しそうな写真を味わうもよし、読み込むもよし、作ってみるもよし。こちらの3冊は販売も行っているそうです。

・かんぺきクレープ(柿本彗こ)
クレープに見立てたページを一枚一枚めくっていく仕掛けも楽しい本。クレープのページの手触りももちもちしていて”かんぺき”なクレープが食べてみたくなる作品。

・当節鱗葉草子(yama_me)
玉ねぎの皮や文字片が入れ込まれた紙でできた作品。玉ねぎの皮を剥くように紐をほどき一枚ずつめくることができます。ぱらりとおちた玉ねぎの皮が周りに散っている様子も作品の一部となっているようでした。

・ツンドクキ(ReguRegu)
未読の本を貯め込んでいると「つんどくきー?」とぶつぶつ言いながら現れる小鬼。うちにも現れるかもしれない…と心当たりのある方も多いはず。ちょっとこわいけどちょっと現れてほしくもある愛嬌たっぷりの姿でした。まさに今食べようと口から本がはみ出しているし、実はもうお腹の中に数冊おさめているそう。

作品はほかにもたくさん。
普段は18時から営業のなまらやさんですが、Book Art Week2024期間中(16日~19日、23日~26日)は12時から14時までのランチ時間の営業もやっているそうです。『なまらや喰・道・楽』の展示をみておいしいご飯も楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろん展示鑑賞だけもOKです。
